2020年2月25日 (2020年7月10日 改稿)
記事公開日:2020年2月25日
記事更新日:2020年2月28日
新型コロナウイルスの感染拡大傾向を鑑みて
各イベントの中止や企業の出展中止が増えております。
就職活動においても、弊社でも出展予定でした
「リクナビ」「マイナビ」「広報しえん(にいがた就職応援団)」が
3月に開催する就活イベントの中止を発表しました。
これでほとんどの開催が中止になりました。
それもそうですよね。
開催するリスクが大きいこととその他のイベントも中止を
発表しておりますし、このままの状態だと
来場される就活生は少ないのではないでしょうか。
という状況になりました。
新型コロナウイルスの現状の問題点としては、
以下のことがあげられております。
・ワクチンが開発途中である
・明確な診断基準が確立されていない
・治療フローが確立されていない
・医学的に有効性が確認されている抗ウイルス薬がない
この中でも、一番のリスクは現時点で新型コロナウィルスのワクチンが
開発されていないということではないでしょうか。
ここが確立されないと来場者の方々に
新型コロナウィルスの感染が拡大するリスクを排除しきれない可能性があります。
就活生にとっては大事なこの時期に
合説などの企業情報収集の機会が奪われてしまったことがとても残念でなりません。
万が一、「新型コロナウィルス」に
感染してしまったら大事な就職活動も台無しです。
日本国内では現在、新型コロナウィルスに感染するリスクが高まり
今後、さらにどうなるかわからない事態がおこりはじめています。
話しは長くなりますがポイントの
今回は、合同説明会・個別説明会でのマスクの着用は大丈夫なの?
と心配されている学生さんも多いかと思いますので
その疑問について弊社の見解としてお答えさえて頂きます。
この疑問については多くの就活生より「新型コロナウィルス」に関して
電話・メール等で多く質問を頂いております。
また、今回のケースだと大勢集まる合同説明会に参加すると
新型コロナウィルスの感染のリスクが高まると考えており
個別説明会に参加される就活生も多くなっております。
2021年会社説明会の参加はこちら
>> 新卒個別会社説明会・採用試験日程 <<
そして個別説明会でも「マスクでの着用で説明会に参加してもよろしいでしょうか?」
という質問が多く寄せられております。
就活生のこの気持ちはとてもよくわかります。
しかし、マスクを着用せずにもし「新型コロナウィルス」に感染してしまったら
と思うとゾッとしますし、でも「就職活動をしなくては」という焦りがあるかと思います。
さらに冒頭でも話しましたが、就職活動解禁の3月の就活イベントがほとんど
中止になったので他の就活イベントはどうなのか?という不安も出てくると思います。
弊社の見解としては、マスクの着用はOKです。
特に上記の心配事は気にする必要はありません。
また、受付にアルコール消毒の用意もさせていただきますのでご安心して参加ください。
採用チームでも実はこの話題は結構、話しておりまして
なんとしても就活生の役に立ちたいと思い話題にでております。
そこで、就活生の立場に立ち、また、就活生の思いにこたえたい。
そんなことでこの記事を書いております。
また、メール・電話でいただきました就活生には
こちらでもお答えさせていただきます。
合同説明会が中止になっても、就活生の皆さんは会社別説明会や面接などで
外出したり人に会ったりするので新型コロナウイルスに感染するリスクが
高いと言えるでしょう。
・60~95w%エタノール含有指手消毒薬の利用1
・石鹸による手洗い1
・マスクによる鼻腔・口腔粘膜からの飛沫感染予防2
・0.1w%次亜塩素酸Naによる物の消毒3
これらの予防策は昨今のニュースなどで耳にしていると思います。
しかし、マスクは値段が高騰しエタノールも品薄状態が続いている中、実行するのは困難でしょう。
(2020年7月10日現在はマスクの値段は落ち着きましたが、消毒用エタノールはやや割高に感じます)
新型コロナウイルスの主な感染経路は接触感染と飛沫感染です2。
一方で、2020年7月10日現在、エアロゾル感染の報告がWHOに認められており12、空気感染が起こる科学的な根拠も見つかりつつあるという発表がWHOから出されています13。
各感染経路ごとに概要と上記以外に考えられる予防策をまとめてみました。
感染者や感染者が触れたものに触ることで成立する感染4
・手袋の着用5
手袋は、ウイルスが付着している可能性がある場所を直接素手で触ることを防ぐことができます。
・目、鼻および口に手で触れない8
粘膜は皮膚と比較して物質の透過性が極めて高いと言われています9。
・清潔なハンカチ、ティッシュの携帯
外出先での手洗い後ハンドタオルの利用を控えることで、万が一自分が感染していた場合に他人へのエアロゾル感染10を防ぎます。
また、研究室等で共用のタオルを用いてる場合、自分のハンカチやティッシュで手を拭くことで接触感染のリスクを下げることができると考えられます。
くしゃみなどによる直径5 μmより大きい飛沫粒子が結膜、鼻粘膜、口腔粘膜に付着することで成立する感染4
・マスクの着用
マスクの供給増もあり、日本国内でのマスク着用は広がりました。
一方で、マスクを着用していない方も時々見かけます。
「症状がないから、マスクは着用しない」という方もいるかと思いますが、「不顕性感染」や「潜伏期間」という言葉が一般に浸透してきたように、「症状がない⇒新型コロナに感染していない」という命題が成り立たないのはすでに明らかです。
飛沫感染で意識に上りにくいのは会話による飛沫です。
日本語は言語の特性上飛沫が少ないと言われていますが、飛ばないわけではありません。
マスクを外しての食事中の会話などはかなりリスキーな行為と言えるのではないでしょうか。
無意識のうち他人にうつさないためにも、「話しかけられても絶対にしゃべらない!」という強固な意志がない限り、マスクなしで他人と接することは避けた方がいいでしょう。
・マフラー、ストールの利用6,11
マスクがないときに口元から鼻にかけてを覆うことで、口腔・鼻腔への飛沫をある程度防ぐことができます。
※空気感染に対するマスクの予防効果はエビデンスがなく、健常者が新型コロナウイルスから身を守るためにマスクを着用することは推奨しないという意見もあります8。しかし、日本の満員電車のような人と人が密接するような環境においては、他人からの飛沫感染をマスクで防ぐことができると考えられます。
・眼鏡の着用7
飛沫から目を守ってくれます。もちろん、伊達メガネでもOKです。
●参考サイト
1. CDC. Preventing 2019-nCoV from Spreading to Others
2. 厚生労働省.新型コロナウイルス感染症についてのよくあるお問合せ
5. NHKニュース
6. MediPress腎移植
7. メガネのふくだ
8. CDC. Prevention, Treatment of Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)
10. 古橋 拓也 他.ハンドドライヤー使用時における飛散菌とエアロゾルの挙動
11. テレ朝news
12. Modes of transmission of virus causing COVID-19: implications for IPC precaution recommendations
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